初心者でもいい感じに空を撮れるようになるコツ
一眼レフを初めて買ってみた!
でもボタンがいっぱいでどうしていいかわからない・・・
そんな方に少しでもお役に立てるように僕が最初のころに悩んでいた事と撮影の際に気を付ける事を簡単にまとめてみました。
スマホなどで空を撮るときの構図なども参考になればいいなと思います。
■困ったこと
- カメラの操作等がわからない
- 撮り方がわからない?
- きれいに見える構図は?
が特に困ったことでした。
カメラを購入した当初操作がわからずフルオートモードで撮っていました。
暗いところだとフラッシュが勝手にパカッと開いてその度ええいもうっ!状態でした笑)
- 覚える機能は数点だけでとりあえず大丈夫!
- 撮る際には露出計を確認する!
- 構図は水平を意識する、余計な物を写さない!
上記を特に意識してみてください。
これから詳しく解説していきますね!
■覚える操作・仕組み
□撮影モード
- フルオートモード:『AUTO』等
- プログラムオートモード:『P』
- 絞り優先モード:『A』,『Av』
- シャッタースピード優先モード『S』,『Tv』
- マニュアルモード 『M』
と大まかにこれだけの撮影モードがあります。
僕が個人的におすすめするのはマニュアルモード『M』です!
マニュアルで撮り出すとカメラの事を理解するスピードが圧倒的に早くなるからです。
「いやいやマニュアルとかわけわからんから困ってるんや!」
ってなると思うのでそれについても簡単にかいてみます。
□明るさについて(露出)
マニュアルで撮ってたら明るすぎて真っ白!!or暗すぎて真っ黒!!状態ってよくあると思います。
とりあえずこの2点を覚えてください!
・露出バーに注目
・シャッター速度・絞り値・ISO感度
露出バーとは?
バーはピントを合わせている場所の明るさの数値です。
- 左側『暗いよ!』
- 真ん中『ちょうどいいよ!』
- 右側『明るいよ!』
となります。
これを覚えておけばピントを合わせた際に
「おっちょっと暗いな明るくしよう!」と事故を減らすことができます!
シャッター速度・絞り値・ISO感度
写真の明るさを決めるのは
シャッター速度
絞り値
の3つです。
この2点を画像付きでわかりやすく解説しているので一旦別窓でこちらの記事をご確認ください。
↓↓↓↓
■綺麗に見える構図は?
構図については正直好きなように撮ればいいと思いますがここを気を付けると綺麗に見えるよって事をまとめてみました。
水平を意識する
いらない物を写さない
これを意識するだけですっきり見えるはずです。
画像付き解説と僕のよく撮る構図をまとめてみたのでよければこちらをご覧ください。
↓↓↓↓
上記を頭にいれつつ自由に撮りましょう!
だってアートだもん!いいと思う物は人それぞれ!
むしろあなたの好きな構図見せて!
明るさを調節する決まりを覚える
構図の注意点を覚える
以上を撮影しながら覚えて行きましょう!
撮影するごとにシャッター速度や絞りISO感度の数値についても自然と覚えて行くはずです。
写真現像は奥が深い
最近は現像処理をLightroomでやっているのですが、奥が深い。。。
自分のイメージを写真に反映させる難しさが楽しい
Instagram:https://www.instagram.com/aozorabiyori/
Twitter:https://twitter.com/aozoranohito
フィルムのような空写真
この記事でも簡単に描いたRAW撮り→現像処理を行った写真です。
最近濃い色合いどーん!って写真よりも少しノスタルジックなフィルム感のある優しい雰囲気がマイブームです。
自分の表現したい構図で撮る+好きな雰囲気に飾りつけする。
どんどんやりたい表現がでてきて楽しくなりますね!
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鮮やかな空色の写真を撮る方法
こんな全体的に濃い色の空の写真を見た事がありますか?
初めて見たときはこんなのどうやって撮るんだろうって悩んだものです。
実はこれもとは同じ写真なんです。
撮ってからパソコンの付属ソフトを使用してこのように現像処理を行っています。
ポイントは
- 撮影画質をRAWに設定し撮る
- ホワイトバランスを変更する
- ピクチャースタイル(CANONの場合)を変更する
の3点で
RAWで撮影
↓
パソコンでホワイトバランスやピクチャースタイルを変更する
↓
JPEGに現像処理を行う
といった流れになります。
本格的なレタッチはちょっと・・・って方には簡単にできるやり方ですので試してみてください!わかりやすくまとめて説明していきますね
撮影画質をRAWで撮る
恐らく初期所帯の撮影画質はJPEG設定になっていると思います
この記録画質の部分を『RAW』へ変更してください。
それぞれカメラによって設定画面は違いますが、だいたい記録画質と表記があると思いますので見てみてください。
RAWとかJPEGって????
JPEGは撮った写真データを圧縮した物
RAWは撮った写真データそのままの物
RAWで撮ったデータは後でパソコンなどでJPEGに現像処理をする必要があります。
JPEGデータと違って、RAWは明るさや色合い・コントラストを変更しても画質が落ちにくいです。
撮った時は気付かなかったけど暗すぎた!明るすぎた!等あっても後で編集することができます。
ホワイトバランス・ピクチャースタイルを変更する
RAWで撮る事で、後で編集しても画質が落ちにくくなりました。
ホワイトバランスを利用して写真の色味を変更してみましょう。
ホワイトバランスってなんぞや??
光にもいろいろな種類がありますよね(太陽光、夕日、電球等)
その光の種類によって、白いものが青く見えたり、オレンジ目に見えたり白色の見え方が変わります。その見え方の違いを白色に見えるように補正する機能の事をホワイトバランスといいます。
元画像がこんな感じで全然違う色合いの写真にする事ができます。
やり方なんですが、
カメラを買った際に付属の写真管理ソフトが付いてきたかと思います。
CANONならDigital Photo Professional
NIKONならViewNX-i
Lightroom等のソフトを使用して変更する事ができます。
動画を撮ってみたのでご覧になってみてください。
一眼レフ初心者でもいい感じに空が撮れる方法
初心者でも簡単にいい感じの空が撮れる構図
結論から言いますと
・主役を決める
・余分な物は写さない
・水平を意識する
この3点を意識するだけで全然変わると思います。
いやいや具体的にどうすればいいの??ってなると思うのでそれぞれ説明していきます。
写真の主役を自分の中で決めてそれをどう魅せるか考えてみてください
主役が一番いい明るさ、色、写す位置や場所
これを自分の中で決めてみてください
えっ空やんね?主役も何もなくない?
って思っちゃうかもですが空でも例えば
- 雲
- 空の色
- 太陽(夕日)
- 月・星
- 光芒や光
- シルエット
などなどいろいろ主役になれる被写体がいっぱいあります。
自分がいいな思った景色を少しだけ掘り下げてあっここが好きだなって部分を見つけてみてください!
これはもうそのまんまなんですけど作品に必要ない物を画面に入れないように意識してみてください。
・お店の看板
・人が映り込んでいる
・邪魔な場所に電柱や電線
せっかく奇麗にとれたのに端っこに人が入っちゃってる!
お店の看板に目が行って主役がどれかわからない!
等作品に関係ない物は出来るだけ写さないよう努力をしてみてください
作品にいらない要素を削って主役をより目立たせるようにしましょう。
あえて斜めにすることもあるんですが、まずは地面の水平を意識してみて下さい
水平がとれてると写真が安定する気がします。
後見ていて気持ちがいいですA型だからなのでしょうか。。。
上の写真を見比べてもらうとわかりやすいかと思います。
なんかむずむずしません?
つらつらと書きましたが以上の3点を意識してみてください。
主役を決める
余分な物は写さない
水平を意識する
いかがでしたか?
主役を決める部分は最初は難しいかもしれませんが余分な物を写さないと水平を意識する点はすぐにでもできると思いますので試してみてください!
写真の撮り方『初心者向け簡単!写真の明るさの調節方法』
明るさについて(露出)
いい写真撮れた!!と思ったら
明るすぎて真っ白!!or暗すぎて真っ黒!!状態だった切ない・・・ってよくあると思います。僕はめっちゃありました・・・今もたまにやります。
この2点について気を付ける
・露出バーに注目
露出バーとは?
下記画像の赤枠の部分になります。
ファインダー画面やモニター画面にも表示されてると思います。
このバーは『ピントを合わせている場所の明るさの数値』です。
- 左側『暗いよ!』
- 真ん中『ちょうどいいよ!』
- 右側『明るいよ!』
となります。
これを覚えておけばピントを合わせた際に
「おっ、暗いな・・・もうちょっと明るくしよう!」と事故を減らすことができます!
この動画のようにバーの左側にあると暗く、右側だと明るくなってるのがわかると思います。
シャッターを押す前に露出バーを一旦確認する癖を付けておきましょう。
これを覚えておけば、あえて明るく写したり暗めに写したりと自分の好きな明るさに調節する事ができるんです!
ではどうやって明るさを調節するかです
シャッタースピード・絞り値・ISO感度で明るさを調節!
それぞれ簡単に言うと
■シャッタースピードはシャッターを開ける時間
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。
開いている時間が長いほど光を多く取り入れることができます。
www.nikon-image.com
※シャッタースピードが遅いとブレ易くなるので注意です。
■絞り値(F値)はセンサーに光を通す穴の大きさ
穴が大きいほど少ない時間でたくさん光を入れれます
難しくてよくわからない、、、って方もいると思いますが
この数値が
小さいとピントが合ってる部分以外をぼけさせる(一番小さい数値~F5ぐらい)
大きいとピントが合ってる部分以外もくっきりさせる(風景だとF9~F11ぐらい)
事ができると頭の片隅に入れといてください。
『数値が小さいとぼける、大きいとくっきりする』
です!!
■ISO感度は光を捉える能力です。
ISO感度とは
・数値が大きくなるにつれて感度が上がるがノイズが増える。
・この数値は基本的に画質の良い『100』。
シチュエーションによってこの数値を変更します。
※曇り空、室内みたいな暗いシチュエーションの時などに数値を上げる
とそれぞれニコンさんにホームページに詳しくわかりやすい内容が書いていたので引用させていただきました。
この3つを使って明るさを調節します。
●日中や夕日の時間帯の撮影する場合
●マジックアワーや曇り空など暗めのシーンの場合
ISO感度はとりあえず基本100のまま
↓
風景だから全体的にくっきりさせたいし絞り(F値)はF9~F11ぐらいでー
↓
暗いからシャッタースピード遅くしないとー
↓
やばいシャッタースピードがこれ以上遅くすると手持ちだとブレちゃう
↓
という感じで設定を考えています。
※自分が手持ち撮影でブレずに撮影できるシャッタースピードの最低速度を覚えておきましょう。
僕は大体1/20秒よりも遅くするとブレやすくなっちゃうので手持ちだとこれ以上は遅くしないようにしています。